建築家及びお客様の声

こちらのページでは、お客様より戴いたご意見を掲載いたしております。

1. ビックサイトで建築・建材展2013へ行ってきました。どうしても気になるのがサッシ。3社ばかりチェックすべきものがありました。
その中で、今年初めてお目にかかったのがリトアニアのドレタ社のウッドサッシ。
バルト海に面した東欧のバルト3国の一つで、そんな国で高性能サッシを造っているとは知らなかった…。アルミをカバーした窓の最高性能のU値は0.6Wという。
日本の防火認定も取っており、網入りガラスのペアのU値が1.1Wと言っていたのにはびっくり。

2. ドレタ社の日本の総代理店はクジス&ヒース社。 そのトップの工学博士(北海道大学大学院工学研究科建築工学専攻)のクジス氏から厖大な内容を盛り込んだCDをもらいました。
そのCDを見ると、工場の広さや規模は、私が今まで見た北米やドイツの工場よりははるかに優れているように感じました。
そして、トリプルガラス窓の熱貫流率Uは0.6~1.0W/K・㎡。

3.ドレタの窓について『良い窓』との出会い。日本の北海道のいくつかのプロジェクトでドレタの窓を使用しました。北海道は積雪寒冷地で建物の外皮には高い断熱性能が求められます。建物全体の熱損失の30%も占める開口部には特に高い断熱性能が求められます。高い断熱性能を得るのは、ガラスの複層化が必須ですが、それはコストの上昇も伴います。その点、ドレタの窓ではトリプルガラスのガス充填の窓を選択したとしても自国の他メーカーに比して、とてもリーズナブルなコストで導入することができました。製品のサイズは階高程度であれば十分にコンテナに納まるため、デザイン自由度も高く、細かい納まりについても技術者の助言を得ながら素晴らしい解決法でプロジェクトを完成させることができました。                                性能とコスト、そしてデザインも含めて、『良い窓』との出会いでした。             ダイダデザインスタジオ   一級建築士 大田 司

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